ボイラ・熱交換器用ステンレスパイプ SUS304TB等の配管サイズ、重量等

ここではボイラの過熱器、空気予熱器や、化学工業・石油工業・環境プラントなどの熱交換器、コンデンサ管、触媒管などに使用されるステンレスパイプである、ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼鋼管(SUS304TB、SUS304LTB、SUS316TB、SUS316TBなど)の配管サイズ寸法・径、重量、寸法許容差、肉厚(厚さ)、特性などの資料をまとめています。

ボイラ・熱交換器用ステンレスパイプは、配管の内部流体と外部との間で熱の授受を行うための熱交換用鋼管(熱伝達用鋼管)のステンレス鋼鋼管として用いられます。

JISでは外径の標準寸法サイズは、15.9mm〜139.8mmの範囲まで、配管肉厚は厚さが 1.2mm〜12.5mm までのボイラ・熱交換器用ステンレスパイプが規定されています。


■ SUS-TB ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼鋼管の規格、種類や表示記号等

ボイラ・熱交換器用ステンレスパイプは、耐熱性・耐食性・耐高温酸化性・極低温特性などを有し、高温・高圧ボイラ用、化学工業用熱交換器、極低温用などの配管に用いられるステンレスパイプです。

配管サイズ・寸法の呼び方は、配管用鋼管で用いられる呼び径スケジュール番号(Sch番号)は使われず、外径サイズ・厚さとも、ミリ寸法で表されます。

例:57.1×4.5 (外径mm×厚さmm)

JIS規格においては、以下のJISで規定されている配管になります。

  • JIS G 3463 ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼鋼管

JIS G 3463(ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼鋼管)の国際対応規格は以下になります。

  • ISO 9329-4:1997 Seamless steel tubes for pressure purposes -- Technical delivery conditions -- Part 4: Austenitic stainless steels 圧力用継目無管−技術的出荷条件−第4部:オーステナイト系ステインレス鋼
  • ISO 9330-6:1997 Welded steel tubes for pressure purposes -- Technical delivery conditions -- Part 6: Longitudinally welded austenitic stainless steel tubes 圧力用溶接鋼管−技術的出荷条件−第6部:縦溶接オーステナイト系ステインレス鋼管

なお、JIS G 3463(ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼鋼管)は、加熱炉用鋼管には適用されません。
加熱炉用鋼管に対応するJIS規格は以下の規格になります。

  • JIS G 3467(加熱炉用鋼管)

ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼鋼管のJISに類似する対応外国規格(海外規格)には以下などがあります。
・ASTM A213、A268、A271、A249、A269、A632
・BS 3059
・DIN 17440、2462

ボイラ・熱交換器用ステンレスパイプの種類には、以下の記号で表される36種類があります。

  • SUS304TB(オーステナイト系ステンレスパイプ)
  • SUS304HTB(オーステナイト系ステンレスパイプ)
  • SUS304LTB(オーステナイト系ステンレスパイプ)
  • SUS309TB(オーステナイト系ステンレスパイプ)
  • SUS309STB(オーステナイト系ステンレスパイプ)
  • SUS310TB(オーステナイト系ステンレスパイプ)
  • SUS310STB(オーステナイト系ステンレスパイプ)
  • SUS312LTB(オーステナイト系ステンレスパイプ)
  • SUS316TB(オーステナイト系ステンレスパイプ)
  • SUS316HTB(オーステナイト系ステンレスパイプ)
  • SUS316LTB(オーステナイト系ステンレスパイプ)
  • SUS316TiTB(オーステナイト系ステンレスパイプ)
  • SUS317TB(オーステナイト系ステンレスパイプ)
  • SUS317LTB(オーステナイト系ステンレスパイプ)
  • SUS321TB(オーステナイト系ステンレスパイプ)
  • SUS321HTB(オーステナイト系ステンレスパイプ)
  • SUS347TB(オーステナイト系ステンレスパイプ)
  • SUS347HTB(オーステナイト系ステンレスパイプ)
  • SUS836LTB(オーステナイト系ステンレスパイプ)
  • SUS890LTB(オーステナイト系ステンレスパイプ)
  • SUSXM15J1TB(オーステナイト系ステンレスパイプ)
  • SUS329J1TB(オーステナイト・フェライト系ステンレスパイプ)
  • SUS329J3LTB(オーステナイト・フェライト系ステンレスパイプ)
  • SUS329J4LTB(オーステナイト・フェライト系ステンレスパイプ)
  • SUS405TB(フェライト系ステンレスパイプ)
  • SUS409TB(フェライト系ステンレスパイプ)
  • SUS409LTB(フェライト系ステンレスパイプ)
  • SUS410TB(フェライト系ステンレスパイプ)
  • SUS410TiTB(フェライト系ステンレスパイプ)
  • SUS430TB(フェライト系ステンレスパイプ)
  • SUS430LXTB(フェライト系ステンレスパイプ)
  • SUS430J1LTB(フェライト系ステンレスパイプ)
  • SUS436LTB(フェライト系ステンレスパイプ)
  • SUS444TB(フェライト系ステンレスパイプ)
  • SUSXM8TB(フェライト系ステンレスパイプ)
  • SUSXM27TB(フェライト系ステンレスパイプ)

また、SUS304TB・SUS304LTB・SUS316TB・SUS316LTB等のボイラ・熱交換器用ステンレスパイプの製造方法・仕上方法を表す記号にはそれぞれ以下が用いられます。

製造方法を表す記号
・継目無し:S
自動アーク溶接:A
レーザー溶接:L
電気抵抗溶接:E
仕上方法を表す記号
・熱間仕上げ:H
・冷間仕上げ:C
・電気抵抗溶接のまま:G
・溶接部加工仕上げ:B

SUS304TB・SUS304LTB・SUS316TB・SUS316LTB等ステンレス鋼鋼管の製品表示は、上記の記号を組み合わせて使い、以下のように表示されます。

  • 熱間仕上継目無鋼管(熱間仕上シームレスパイプ) -S-H
  • 冷間仕上継目無鋼管(冷間仕上シームレスパイプ) -S-C
  • 自動アーク溶接鋼管 -A
  • 冷間仕上自動アーク溶接鋼管 -A-C
  • 溶接部加工仕上自動アーク溶接鋼管 -A-B
  • レーザー溶接鋼管 -L
  • 冷間仕上レーザー溶接鋼管 -L-C
  • 溶接部加工仕上レーザー溶接鋼管 -L-B
  • 電気抵抗溶接まま鋼管 -E-G
  • 冷間仕上電気抵抗溶接鋼管(冷間仕上電縫鋼管) -E-C

例1:冷間仕上継目無鋼管SUS304TB の場合 : SUS304TB-S-C
例2:熱間仕上電気抵抗溶接鋼管SUS316TB の場合 : SUS316TB-E-H


■ ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼鋼管の製造方法

SUS304TB・SUS304LTB・SUS316TB・SUS316LTB等のステンレスパイプの製造方法や仕上方法は以下のような仕様となっています(JIS規格より)。

ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼鋼管の製造方法
SUS304TB・SUS304LTB・SUS316TB・SUS316LTBなどのステンレスパイプの製造方法は、継目無く製造する継目無鋼管(シームレスパイプ)とするか自動アーク溶接、レーザー溶接、又は電気抵抗溶接による電気抵抗溶接鋼管(電縫鋼管) として製造します。
ステンレスパイプは、熱間仕上げ、冷間仕上げ、電気抵抗溶接のまま 又は 溶接部加工仕上げ による仕上方法と、上記の製造方法との組み合わせで仕上げて製造されます。、
ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼鋼管の継目無鋼管(シームレスパイプ)と電気抵抗溶接鋼管(電縫鋼管)


■ ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼鋼管の熱処理(固溶化熱処理条件など)

ボイラ・熱交換器用ステンレスパイプの熱処理
SUS304TB・SUS304LTB・SUS316TB・SUS316LTB等のステンレスパイプは、それぞれのステンレス鋼種に対して以下の熱処理を行います。

【オーステナイト系ステンレス鋼鋼管】

  • SUS304TB:1010℃以上にて固溶化熱処理、急冷
  • SUS304HTB:1040℃以上で固溶化熱処理、急冷
  • SUS304LTB:1010℃以上で固溶化熱処理、急冷
  • SUS309TB:1030℃以上で固溶化熱処理、急冷
  • SUS309STB:1030℃以上で固溶化熱処理、急冷
  • SUS310TB:1030℃以上で固溶化熱処理、急冷
  • SUS310STB:1030℃以上で固溶化熱処理、急冷
  • SUS312LTB:1030℃以上で固溶化熱処理、急冷
  • SUS316TB:1010℃以上で固溶化熱処理、急冷
  • SUS316HTB:1040℃以上で固溶化熱処理、急冷
  • SUS316LTB:1010℃以上で固溶化熱処理、急冷
  • SUS316TiTB:920℃以上で固溶化熱処理、急冷
  • SUS317TB:1010℃以上で固溶化熱処理、急冷
  • SUS317LTB:1010℃以上で固溶化熱処理、急冷
  • SUS321TB:920℃以上で固溶化熱処理、急冷
  • SUS321HTB:冷間仕上、1095℃以上で固溶化熱処理、急冷/熱間仕上、1050℃以上で固溶化熱処理、急冷
  • SUS347TB:980℃以上で固溶化熱処理、急冷
  • SUS347HTB:冷間仕上、1095℃以上で固溶化熱処理、急冷/熱間仕上、1050℃以上で固溶化熱処理、急冷
  • SUS836LTB:1030℃以上で固溶化熱処理、急冷
  • SUS890LTB:1030℃以上で固溶化熱処理、急冷
  • SUSXM15J1TB:1010℃以上で固溶化熱処理、急冷

【オーステナイト・フェライト系ステンレス鋼鋼管】

  • SUS329J1TB:950℃以上で固溶化熱処理、急冷
  • SUS329J3LTB:950℃以上で固溶化熱処理、急冷
  • SUS329J4LTB:950℃以上で固溶化熱処理、急冷

【フェライト系ステンレス鋼鋼管】

  • SUS405TB:焼なまし、700℃以上、空冷又は徐冷
  • SUS409TB:焼なまし、700℃以上、空冷又は徐冷
  • SUS409LTB:焼なまし、700℃以上、空冷又は徐冷
  • SUS410TB:焼なまし、700℃以上、空冷又は徐冷
  • SUS410TiTB:焼なまし、700℃以上、空冷又は徐冷
  • SUS430TB:焼なまし、700℃以上、空冷又は徐冷
  • SUS430LXTB:焼なまし、700℃以上、空冷又は徐冷
  • SUS430J1LTB:焼なまし、720℃以上、空冷又は徐冷
  • SUS436LTB:焼なまし、720℃以上、空冷又は徐冷
  • SUS444TB:焼なまし、700℃以上、空冷又は徐冷
  • SUSXM8TB:焼なまし、700℃以上、空冷又は徐冷
  • SUSXM27TB:焼なまし、700℃以上、空冷又は徐冷

なお、SUS321TB、SUS316TiTB、SUS347TB については、安定化熱処理を指定してもよく、この場合の熱処理温度は、850〜930℃とされています。


■ ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼鋼管の化学成分

ボイラ・熱交換器用ステンレスパイプの化学成分は以下のような仕様となっています(JIS規格より)。

化学成分
SUS304TB・SUS304LTB・SUS316TB・SUS316LTB等ステンレスパイプの化学成分(溶鋼分析値)は、分析試験が行われ、以下の数値となります。
※以下、単位は%

SUS304TB
C:0.08以下/Si:1.00以下/Mn:2.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:8.00〜11.00/Cr:18.00〜20.00/Mo:−/その他:−
SUS304HTB
C:0.04〜0.10/Si:0.75以下/Mn:2.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:8.00〜11.00/Cr:18.00〜20.00/Mo:−/その他:−
SUS304LTB
C:0.030以下/Si:1.00以下/Mn:2.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:9.00〜13.00/Cr:18.00〜20.00/Mo:−/その他:−
SUS309TB
C:0.15以下/Si:1.00以下/Mn:2.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:12.00〜15.00/Cr:22.00〜24.00/Mo:−/その他:−
SUS309STB
C:0.08以下/Si:1.00以下/Mn:2.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:12.00〜15.00/Cr:22.00〜24.00/Mo:−/その他:−
SUS310TB
C:0.15以下/Si:1.50以下/Mn:2.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:19.00〜22.00/Cr:24.00〜26.00/Mo:−/その他:−
SUS310STB
C:0.08以下/Si:1.50以下/Mn:2.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:19.00〜22.00/Cr:24.00〜26.00/Mo:−/その他:−
SUS312LTB
C:0.020以下/Si:0.80以下/Mn:1.00以下/P:0.030以下/S:0.015以下/Ni:17.50〜19.50/Cr:19.00〜21.00/Mo:6.00〜7.00/その他:Cu 0.50〜1.00、N:0.16〜0.25
SUS316TB
C:0.08以下/Si:1.00以下/Mn:2.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:10.00〜14.00/Cr:16.00〜18.00/Mo:2.00〜3.00/その他:−
SUS316HTB
C:0.04〜0.10/Si:0.75以下/Mn:2.00以下/P:0.030以下/S:0.030以下/Ni:10.00〜14.00/Cr:16.00〜18.00/Mo:2.00〜3.00/その他:−
SUS316LTB
C:0.030以下/Si:1.00以下/Mn:2.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:12.00〜16.00/Cr:16.00〜18.00/Mo:2.00〜3.00/その他:−
SUS316TiTB
C:0.08以下/Si:1.00以下/Mn:2.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:10.00〜14.00/Cr:16.00〜18.00/Mo:2.00〜3.00/その他:Ti 5×C %以上
SUS317TB
C:0.08以下/Si:1.00以下/Mn:2.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:11.00〜15.00/Cr:18.00〜20.00/Mo:3.00〜4.00/その他:−
SUS317LTB
C:0.030以下/Si:1.00以下/Mn:2.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:11.00〜15.00/Cr:18.00〜20.00/Mo:3.00〜4.00/その他:−
SUS321TB
C:0.08以下/Si:1.00以下/Mn:2.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:9.00〜13.00/Cr:17.00〜19.00/Mo:−/その他:Ti 5×C %以上
SUS321HTB
C:0.04〜0.10/Si:0.75以下/Mn:2.00以下/P:0.030以下/S:0.030以下/Ni:9.00〜13.00/Cr:17.00〜20.00/Mo:−/その他:Ti 4×C %〜0.60
SUS347TB
C:0.08以下/Si:1.00以下/Mn:2.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:9.00〜13.00/Cr:17.00〜19.00/Mo:−/その他:Nb 10×C %以上
SUS347HTB
C:0.04〜0.10/Si:1.00以下/Mn:2.00以下/P:0.030以下/S:0.030以下/Ni:9.00〜13.00/Cr:17.00〜20.00/Mo:−/その他:Nb 8×C %〜1.00
SUS836LTB
C:0.030以下/Si:1.00以下/Mn:2.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:24.00〜26.00/Cr:19.00〜24.00/Mo:5.00〜7.00/その他:N 0.25以下
SUS890LTB
C:0.020以下/Si:1.00以下/Mn:2.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:23.00〜28.00/Cr:19.00〜23.00/Mo:4.00〜5.00/その他:Cu 1.00〜2.00
SUSXM15J1TB
C:0.08以下/Si:3.00〜5.00下/Mn:2.00以下/P:0.045以下/S:0.030以下/Ni:11.50〜15.00/Cr:15.00〜20.00/Mo:−/その他:−
SUS329J1TB
C:0.08以下/Si:1.00以下/Mn:1.50以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:3.00〜6.00/Cr:23.00〜28.00/Mo:1.00〜3.00/その他:−
SUS329J3LTB
C:0.030以下/Si:1.00以下/Mn:1.50以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:4.50〜6.50/Cr:21.00〜24.00/Mo:2.50〜3.50/その他:N 0.08〜0.20
SUS329J4LTB
C:0.030以下/Si:1.00以下/Mn:1.50以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:5.50〜7.50/Cr:24.00〜26.00/Mo:2.50〜3.50/その他:N 0.08〜0.30
SUS405TB
C:0.08以下/Si:1.00以下/Mn:1.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:0.60以下/Cr:11.50〜14.50/Mo:−/その他:Al 0.10〜0.30
SUS409TB
C:0.08以下/Si:1.00以下/Mn:1.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:0.60以下/Cr:10.50〜11.75/Mo:−/その他:Ti 6×C %〜0.75
SUS409LTB
C:0.030以下/Si:1.00以下/Mn:1.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:0.60以下/Cr:10.50〜11.75/Mo:−/その他:Ti 6×C %〜0.75
SUS410TB
C:0.15以下/Si:1.00以下/Mn:1.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:0.60以下/Cr:11.50〜13.50/Mo:−/その他:−
SUS410TiTB
C:0.08以下/Si:1.00以下/Mn:1.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:0.60以下/Cr:11.50〜13.50/Mo:−/その他:Ti 6×C %〜0.75
SUS430TB
C:0.12以下/Si:0.75以下/Mn:1.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:0.60以下/Cr:16.00〜18.00/Mo:−/その他:−
SUS430LXTB
C:0.030以下/Si:0.75以下/Mn:1.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:0.60以下/Cr:16.00〜19.00/Mo:−/その他:Ti 又は Nb 0.10〜1.00
SUS430J1LTB
C:0.025以下/Si:1.00以下/Mn:1.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:0.60以下/Cr:16.00〜20.00/Mo:−/その他:N 0.025以下、Ti,Nb,Zr又はそれらの組合せ 8×(C%+N%)〜0.80、Cu 0.30〜0.80
SUS436LTB
C:0.025以下/Si:1.00以下/Mn:1.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:0.60以下/Cr:16.00〜19.00/Mo:0.75〜1.25/その他:N 0.025以下、Ti,Nb,Zr又はそれらの組合せ 8×(C%+N%)〜0.80
SUS444TB
C:0.025以下/Si:1.00以下/Mn:1.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:0.60以下/Cr:17.00〜20.00/Mo:1.75〜2.50/その他:N 0.025以下、Ti,Nb,Zr又はそれらの組合せ 8×(C%+N%)〜0.80
SUSXM8TB
C:0.08以下/Si:1.00以下/Mn:1.00以下/P:0.040以下/S:0.030以下/Ni:0.60以下/Cr:17.00〜19.00/Mo:−/その他:Ti 12×C%〜1.10
SUSXM27TB
C:0.010以下/Si:0.40以下/Mn:0.40以下/P:0.030以下/S:0.020以下/Ni:0.50以下/Cr:25.00〜27.50/Mo:0.75〜1.50/その他:N 0.015以下、Cu 0.20以下、Cu+Ni 0.50以下
備考1.
注文者が製品分析(※1)を要求した場合にも、上記の化学成分が適用されます。
ただし、SUS304LTB、SUS316LTB、SUS317LTB、SUS836LTB、SUS329J3LTB、SUS329J4LTB、SUS409LTB 及び SUS430LXTB のC含有率は、0.035%以下、SUS430J1LTB、SUS436LTB 及び SUS444TB のC含有率は、0.030%以下、SUS312LTB 及び SUS890LTB のC含有率は、0.025%以下、SUSXM27TB のC含有率は、0.015%以下となります。
備考2.
上記のそれぞれのステンレスパイプ鋼種において、上限値、下限値、又は上下限値のない合金元素を必要に応じて添加する場合、当該種類が他の種類の規定値を満たして種類の区別ができなくなるほど添加してはなりません。
(※1)
製品分析とは、圧延又は鍛造された製品から採取した分析用試料について行う化学成分の分析のことです。
これに対し、溶鋼分析とは、溶鋼がとりべから鋳型に注入され、凝固するまでの過程で採取した分析用試料について行う化学成分の分析のことです。

■ ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼鋼管の機械的性質

ボイラ・熱交換器用ステンレスパイプの機械的性質(引張強さ、耐力及び伸び)は以下のような数値となっています(JIS規格より)。

機械的性質(引張強さ/降伏点又は耐力/伸び)
SUS304TB・SUS304LTB・SUS316TB・SUS316LTB等のステンレス鋼鋼管・パイプは、引張強さ、耐力及び伸びに関して引張試験が行われ、それぞれ以下の数値となります(伸びの数値は割愛)。
※以下、単位は N/mm2(なお、1N/mm2=1MPa)

SUS304TB
引張強さ:520以上/耐力:205以上
SUS304HTB
引張強さ:520以上/耐力:205以上
SUS304LTB
引張強さ:480以上/耐力:175以上
SUS309TB
引張強さ:520以上/耐力:205以上
SUS309STB
引張強さ:520以上/耐力:205以上
SUS310TB
引張強さ:520以上/耐力:205以上
SUS310STB
引張強さ:520以上/耐力:205以上
SUS312LTB
引張強さ:650以上/耐力:300以上
SUS316TB
引張強さ:520以上/耐力:205以上
SUS316HTB
引張強さ:520以上/耐力:205以上
SUS316LTB
引張強さ:480以上/耐力:175以上
SUS316TiTB
引張強さ:520以上/耐力:205以上
SUS317TB
引張強さ:520以上/耐力:205以上
SUS317LTB
引張強さ:480以上/耐力:175以上
SUS321TB
引張強さ:520以上/耐力:205以上
SUS321HTB
引張強さ:520以上/耐力:205以上
SUS347TB
引張強さ:520以上/耐力:205以上
SUS347HTB
引張強さ:520以上/耐力:205以上
SUS836LTB
引張強さ:520以上/耐力:205以上
SUS890LTB
引張強さ:490以上/耐力:215以上
SUSXM15J1TB
引張強さ:520以上/耐力:205以上
SUS329J1TB
引張強さ:590以上/耐力:390以上
SUS329J3LTB
引張強さ:620以上/耐力:450以上
SUS329J4LTB
引張強さ:620以上/耐力:450以上
SUS405TB
引張強さ:410以上/耐力:205以上
SUS409TB
引張強さ:410以上/耐力:205以上
SUS409LTB
引張強さ:360以上/耐力:175以上
SUS410TB
引張強さ:410以上/耐力:205以上
SUS410TiTB
引張強さ:410以上/耐力:205以上
SUS430TB
引張強さ:410以上/耐力:245以上
SUS430LXTB
引張強さ:360以上/耐力:175以上
SUS430J1LTB
引張強さ:390以上/耐力:205以上
SUS436LTB
引張強さ:410以上/耐力:245以上
SUS444TB
引張強さ:410以上/耐力:245以上
SUSXM8TB
引張強さ:410以上/耐力:205以上
SUSXM27TB
引張強さ:410以上/耐力:245以上
備考1.
熱交換器用に限り、必要がある場合、注文者は引張強さの上限を指定してもよいことになっています。
この場合の引張強さの上限値は、上記の値に 200N/mm2 を加えた値とします。

機械的性質(へん平性)
ボイラ・熱交換器用ステンレスパイプは、へん平試験を行い、試験片に、きず、割れを生じてはいけません。

機械的性質(押し広げ性)
ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼鋼管は、押し広げ試験を行い、オーステナイト系ステンレスパイプは、外径の1.2倍、オーステナイト・フェライト系ステンレスパイプ及びフェライト系ステンレスパイプは、外径の1.14倍まで広げたとき、きずを生じてはいけません。
ただし、外径101.6mmを超えるステンレス鋼鋼管の押し広げ性は、注文者の要求がある場合に押し広げ性を適用します。

機械的性質(展開性)
自動アーク溶接鋼管、レーザ溶接鋼管及び電気抵抗溶接鋼管のボイラ・熱交換器用ステンレスパイプは、展開試験を行い、パイプの溶接部に、きず、割れなどを生じてはいけません。

その他、SUS304TB・SUS304LTB・SUS316TB・SUS316LTB等のステンレス鋼鋼管・パイプについては、JIS規格には以下の項目の規定があります。

  • オーステナイト結晶粒度
  • 水圧試験特性又は非破壊検査特性
  • 外観
  • 試験
  • 検査

■ SUS304TB等-ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼鋼管の配管サイズ・径・厚さ・重量

ボイラ・熱交換器用ステンレスパイプの配管サイズ寸法・径、厚さ(肉厚)ごとの、単位重量(質量)は、特に指定が無い限り、ステンレスパイプ鋼種によりに、以下の表1a 〜 表1i になります。

表1a.
SUS304TB,SUS304HTB,SUS304LTB,SUS321TB 及び SUS321HTB ステンレス鋼鋼管のサイズ・径・厚さ・重量

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表1a.SUS304TB,SUS304HTB,SUS304LTB,SUS321TB 及び SUS321HTB ステンレス鋼鋼管のサイズ・径・厚さ・重量

表1b.
SUS309TB,SUS309STB,SUS310TB,SUS310STB,SUS316TB,SUS316HTB,
SUS316LTB,SUS316TiTB,SUS317TB,SUS317LTB,SUS347TB 及び
SUS347HTB ステンレス鋼鋼管のサイズ・径・厚さ・重量

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表1b.SUS309TB,SUS309STB,SUS310TB,SUS310STB,SUS316TB,SUS316HTB,SUS316LTB,SUS316TiTB,SUS317TB,SUS317LTB,SUS347TB 及び SUS347HTB ステンレス鋼鋼管のサイズ・径・厚さ・重量

表1c.
SUS329J1TB,SUS329J3LTB 及び SUS29J4LTB ステンレス鋼鋼管のサイズ・径・厚さ・重量

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表1c.SUS329J1TB,SUS329J3LTB 及び SUS29J4LTB ステンレス鋼鋼管のサイズ・径・厚さ・重量

表1d.
SUS430TB,SUS430LXTB,SUS430J1LTB,SUS436LTB 及び SUXM8TB ステンレス鋼鋼管のサイズ・径・厚さ・重量

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表1d.SUS430TB,SUS430LXTB,SUS430J1LTB,SUS436LTB 及び SUXM8TB ステンレス鋼鋼管のサイズ・径・厚さ・重量

表1e.
SUS405TB,SUS409TB,SUS409LTB,SUS410TB,SUS410TiTB,SUS444TB 及び SUXM15J1TB ステンレス鋼鋼管のサイズ・径・厚さ・重量

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表1e.SUS405TB,SUS409TB,SUS409LTB,SUS410TB,SUS410TiTB,SUS444TB 及び SUXM15J1TB ステンレス鋼鋼管のサイズ・径・厚さ・重量

表1f.
SUSXM27TB ステンレス鋼鋼管のサイズ・径・厚さ・重量

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表1f.SUSXM27TB ステンレス鋼鋼管のサイズ・径・厚さ・重量

表1g.
SUS836LTB ステンレス鋼鋼管のサイズ・径・厚さ・重量

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表1g.SUS836LTB ステンレス鋼鋼管のサイズ・径・厚さ・重量

表1h.
SUS890LTB ステンレス鋼鋼管のサイズ・径・厚さ・重量

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表1h.SUS890LTB ステンレス鋼鋼管のサイズ・径・厚さ・重量

表1i.
SUS312LTB ステンレス鋼鋼管のサイズ・径・厚さ・重量

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表1i.SUS312LTB ステンレス鋼鋼管のサイズ・径・厚さ・重量

ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼鋼管(SUS-TB)の配管外径・肉厚・重量

備考1.
上記表1におけるSUS304TBやSUS316TBなどのステンレスパイプ・鋼管の単位重量(質量)の数値は、各種ステンレスパイプ鋼種の比重(基本質量ともいい、厚さ1mm、面積1m2の質量と同じ)が考慮され、以下の式によって計算されます。

W=At(D−t)

ここに、
W:管の単位質量(kg/m)
t:管の厚さ(mm)
D:管の外径(mm)
A:Wを求めるための単位の変換係数で、ステンレス鋼種別に以下の値

鋼種別ステンレスパイプ(ステンレス)の比重(基本質量)と上記Aの値は以下の通りです。

SUS304TB/SUS304HTB/SUS304LTB/SUS321TB/SUS321HTB
比重(基本質量):7.93、A=0.02491
SUS309TB/SUS309STB/SUS310TB/SUS310STB/SUS316TB/SUS316HTB/SUS316LTB/SUS316TiTB/SUS317TB/SUS317LTB/SUS347TB/SUS347HTB
比重(基本質量):7.98、A=0.02507
SUS329J1TB/SUS329J3LTB/SUS29J4LTB
比重(基本質量):7.80、A=0.02450
SUS430TB/SUS430LXTB/SUS430J1LTB/SU436LTB/SUXM8TB
比重(基本質量):7.70、A=0.02419
SUS405TB/SUS409TB/SUS409LTB/SUS410TB/SUS410TiTB/SUS444TB/SUXM15J1TB
比重(基本質量):7.75、A=0.02435
SUSXM27TB
比重(基本質量):7.67、A=0.02410
SUS836LTB
比重(基本質量):8.06、A=0.02532
SUS890LTB
比重(基本質量):8.05、A=0.02529
SUS312LTB
比重(基本質量):8.03、A=0.02523

備考2.
受渡当事者間の協定によって、上記の 表1a〜表1i 以外の寸法を適用してもよいことになっています。

備考3.
取引に用いる各種ステンレスパイプの単位質量は、熱間仕上継目無鋼管については 表1a〜表1i の数値の15%増、冷間仕上継目無鋼管、自動アーク溶接鋼管、レーザ溶接鋼管及び電気抵抗溶接鋼管については、 表1a〜表1i の数値の10%増、電気抵抗溶接鋼管については 表1a〜表1i の数値の10%増をもって標準単位質量とされます。


■ SUS304TB等-ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼鋼管の寸法許容差

SUS304TB・SUS304LTB・SUS316TB・SUS316LTB等のステンレスパイプのパイプの外径の許容差、パイプの厚さ及び偏肉の許容差及びパイプの長さの許容差は、それぞれ以下の通りとなります。

パイプ外径の許容差
SUS304TB・SUS304LTB・SUS316TB・SUS316LTB等パイプの配管外径の許容差は、以下の表2によります。

表2.SUS304TB等-ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼鋼管の配管外径の許容差
表2.SUS304TB等-ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼鋼管の配管外径の許容差
備考1.
フェライト系の冷間仕上継目無鋼管、自動アーク溶接鋼管、レーザ溶接鋼管及び電気抵抗溶接鋼管の場合の外径の許容差は、外径25mm未満のものは±0.10mm、外径25mm以上40mm未満のものは±0.15mm、外径40mm以上50mm未満のものは±0.20mmとします。
備考2.
注文者は、外径40mm未満の冷間仕上継目無鋼管、自動アーク溶接鋼管、レーザ溶接鋼管及び電気抵抗溶接鋼管の外径の許容差を±0.20mmと指定してもよいことになっています。

パイプの厚さ及び偏肉の許容差
SUS304TB・SUS304LTB・SUS316TB・SUS316LTB等パイプの配管厚さ及び偏肉の許容差は、以下の表3によります。

表3.SUS304TB等-ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼鋼管の配管厚さ及び偏肉の許容差
表3.SUS304TB等-ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼鋼管の配管厚さ及び偏肉の許容差差
備考1.
偏肉とは、同一断面における測定厚さの最大と最小との差の注文厚さに対する割合をいい、偏肉の許容差は、厚さ5.6mm未満のパイプには適用されません。
備考2.
厚さ及び偏肉の許容差で、数値にmmの単位を付していないものは、注文厚さに対する許容差割合を示します。

パイプの長さの許容差
SUS304TB・SUS304LTB・SUS316TB・SUS316LTB等のステンレスパイプの長さの許容差は、以下の通りとなります。

外径50mm以下のボイラ・熱交換器用ステンレスパイプ
■長さ7m以下のステンレスパイプ:+7mm、−0mm
■長さ7mを超えるステンレスパイプ:
長さ3mごと及びその端数を増すごとに、上記のプラス側許容差に3mmを加える。ただし、最大値は15mmとする。
外径50mmを超えるのボイラ・熱交換器用ステンレスパイプ
■長さ7m以下のステンレスパイプ:+10mm、−0mm
■長さ7mを超えるステンレスパイプ:
長さ3mごと及びその端数を増すごとに、上記のプラス側許容差に3mmを加える。ただし、最大値は15mmとする。
備考:
特に正確な長さを必要とする場合、その許容差は、受渡当事者間の協定によります。

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